「日米紳士協定」 産経新聞より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000505-san-base

日本ハムファンの方からは、お叱りを受けるかもしれませんが、お許し下さい。

今回の大谷選手のドラフト(指名から入団まで)。
「日本のスター」ではなく、
「世界のスーパースター」
になる可能性があった選手だけに、是非挑戦する姿を見たかったという思いです。
また低迷する野球人気の回復になるのでは、という思いもあり、イチ野球人として、非常に残念でなりません。


さて本題ですが、産経新聞の記事を見て、がっかりしました。
野球界はいつまでこんな古い体質が続くのだろうか・・・。
「田沢ルール」これは一体何のためのものなのか・・・。
私自身もアメリカでのプレー経験があるだけに、本当につまらないルールと感じてしまいます。もし「田沢ルール」が当時あったなら、私も無難に社会人でのプレーを選択していたかもしれません。


現在、サッカー界では、夢にチャレンジする若者が急増しています。
欧州・南米、世界各地へと若い力が躍進しています。
またそれを支援する体制もしっかりと出来ているからこそ、チャレンジできるともいえます。
彼らが成長することが日本サッカー界の財産といえるのでしょう。
Jリーグだけではなく日本サッカーとして、どうあるべきかを考えられているそうです。
知人の元Jリーガー、現在某Jリーグ下部組織の指導者と飲みに行くたびに、組織の一体感の素晴らしさを感じます。


一方野球はどうでしょうか?
いつまで、「流出を守る体制」を執るのでしょうか・・・。
いつまで、アマやプロだの言っているのか・・・。
歴史上、問題があったとはいえ、いつまでもそんな事は言ってられない状況のはず。
現実、高校野球では「留学生」ならぬアジア・南米の選手が、地方の学校では、数多く在籍しています。
またここ数年、少年野球よりも少年サッカーのチーム数の方が、伸びてきているのが現実です。


今の野球人気はどうでしょうか?

ここ20年、野球とサッカーは、それぞれどう発展したのか?

答えは言うまでもありません。


相撲界と同様の流れにならぬよう、今、本当に方向性を見直すべき時期ではないのでしょうか。

この先末長く、野球という文化をしっかりと守ってほしいと願います。