昨年の今頃、3年生(当時2年生)が大会で大敗を喫した。
大会終了後、じぃじぃと、連日彼らについて話をした。
指導方法や、一人一人に対しての接し方など・・・。
ふと思い出すやりとりは、
じ「だいぶ良くなったと思ったんやけどなあ・・・。」
私「良くはなっているけど、出来ているとすぐ勘違いするからホンマの力にはなってないということ。繰り返し何度も何度もです。」
じ「あまいってこと?」
私「考える前に与えるから、あまえが出る。這い上がらせんと強くならない。」
私「あいつらは全員ホンマに良い子や。どこへ出しても恥ずかしくない子らや。せやけど、この世界は良い子ではアカンねん。良い子の結末は、決して良いもんちゃうこと分かるでしょう?」
じ「あいつらは少しずつ出来てきたことを、監督に分かって欲しいんや」
私「一番分かってるわ。何も無い創設期にウチを選んできてくれた子らや。だからこそ、あの子らを一人前にせなあかん。だから甘やかしたくないんや。」
じ「3年生と違い、そんな強い子ばかりではない。だから野球以外の向き合うことから始める。」
私「ほな3年と2年で役割分担しましょう。2年生へ私は厳しい指摘いきますんで。3年生には厳しくいって下さい。2年生を重点的に頼みます。上げてきて下さい。一つクリア出来たら次に課題を与えます。その都度、フォローお願いします。」
お互いヒートアップし、喧嘩へ発展することもしばしば・・・。
ただ、目標とするところは同じ。
決まって最後に言った言葉がある。
「お前ら、ようなったなあ。
って来年中には、あの子らに言ってあげれるようにしましょう。」
じぃじぃ、
あいつら、ようやったで。
ちょっと時間掛かったけど、なんとかきたわ。
ありがとう。
それと責任感と重圧の中で受け継いだ、
耕介を褒めたってや・・・。