育成重視
・今だけでなく将来を見据えて取り組む 将来を見据えて今を。
考え方や取り組み方、育成の在り方を重視し、「野球の本質の理解」を実践しています。
硬式野球を将来長きに渡り続けていくための、準備・育成を3年間で行っていきます。
22歳までは誰もが硬式野球を続けることができる権利を持っています。
長くプレーをするためにも技術指導だけではなく、心の部分の向上についてのアプローチも重要視しています。
いざ表舞台へ
・「裏舞台での12年間」を経て…どこまでやれるのか
2023年10月より、方針を一部修正しました。
@主要大会エントリー班
A従来活動班
@Aについて、各自の希望にて選択をいただき活動しております。
@については既に加盟済みになりますので、2023年秋より主要大会へのエントリーをしていきます。
連盟全国大会、NPB主催大会・日本中学硬式野球協議会主管大会、日本代表選抜など「表舞台においての試し合いの場」へ進んでいけるようなチーム作り、選手育成を致します。
Aについては、これまでと変わりはありません。
これまでの12年間は敢えてAで活動をしてきました。
時代の移り変わり、野球界の変化、今後の子どもたちにとってより大きな成長となることを優先し活動の方針を修正致しました。
@Aに違いはありますが、根底にある南大阪ベースボールクラブは、これまでと何ら変わりはありません。
各個人に合わせた指導
・「各個人の目標を達成するため」のサポート体制
スポーツ推薦での進学希望者、一般受験での進学校への進学希望者、在部生はどちらかを希望されています。
また、他県から通ってくれている選手、私立中学校に通う選手もいます。
ひとりひとりの生活スケジュールに合わせた方針をとっておりますので、自分が思うような練習量がとれない、学校行事や勉強に差し支えるといったようなことはありません。
それぞれの希望進路に対しての指導、伸ばせていくための環境創りを行っております。
的確な進路指導
・ひとりひとりの夢を叶えるために
クラブ主導による強制的な進路指導は行いません。
あくまで本人がどうなりたいか、どの道を進みたいのか。本人や各家庭の意向を優先しています。
選手本人の希望をもとに過去のデータや近い将来の球界の流れを予測し、各個人の性格・家庭の方針を踏まえて、1年生時に個人懇談、2・3年生時に進路懇談を数回行います。3者でベストな答えが出るよう、ひとりひとりの進路指導を行っています。
中学3年生時、スポーツ推薦を選択した選手は3月20日前後までの活動、一般受験を選択した選手は選手と協議したうえでの活動となります。
少年野球の在り方について
・野球をするのは選手
既存の多くの少年野球チームが、昔と変わらず今も保護者への過度な協力体制を求めています。それは昔の時代では可能であったが、現在の社会情勢や環境からみると、決して時代に適しているとはいえません。
また、技術向上や戦績を上げることばかりに目がいき、選手へ対し中学生としての自覚促進を軽視する方向性にあります。
南大阪ベースボールクラブでは、既存の少年野球チームの方針はとっておりません。
野球をするのは選手です。保護者ではありません。
毎週末、保護者がグラウンドに行かないと子どもが野球することができないということに違和感を感じています。
保護者の方々にも「育成方針について」のご理解をいただき、スタッフ・選手一同、理想に近づけていけるよう日々取り組んでおります。
実績をもとに
・早熟短命で終わる野球人生ではなく、太く長い野球人生を
クラブを創設した際の最初の選手たちは20代後半になりました。
高校野球をはじめ、プロ・社会人野球・各大学主要リーグ・競技生活を経た次の道で、それぞれが各方面で活躍してくれております。
当時の育成システムの全てが正しかったわけではありません。ただ結果として成功だったと、彼らがそれを証明してくれています。
選手たちは毎年入れ替わります。
また、その時代ごとに選手たちの個性は多岐に渡ります。それらを踏まえたうえで時代の流れに対応し、「変えるべき点を修正」しつつ、「変えてはいけないもの」を大切にしながら、選手に適した育成システムをとっております。
次のステージでの活躍はもちろん嬉しいことですが、
何よりも嬉しいことは、彼らがいつも事あるごとにグラウンドへ帰って元気な姿を見せてくれることです。
本当に有難いことです…。
技術指導、育成力はもちろんのこと、人の繋がりを大切にしていく指導を今後も続けて参ります。