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進路案件について

10年前の創設時から問題なく順調に進んで参りました。
しかしその裏で・・・
数年前から、取り組みたい事項や、希望する方向性をずっと抱いておりました。


理想と現実の難しさを感じ、なかなか前進することが難しいまま、縁を手繰り寄せれず数年が経ちました・・・

今回、ようやく実現できる可能性が出てきました。

高校野球の原点、「野球選手は望まれてナンボ」
大阪人の高校野球へと進むパターン、進学の概念を変えることになります。

再来年、いざ現実へと・・・

いただいたご縁、成就させたいと思います。

強化マッチ「5戦目・ラストマッチ」

屈指の名門チームさんだからこそ、ウチの本当の姿が見える絶好の機会でした。

11月1日が1回戦としたら、今日は決勝戦になります。
百聞は一見にしかず。
自分の目と感性を信じてやってみよう。

そう、試合前に伝えました。

8月、個性豊かな面々とのスタート。
魅力的ではありますが、ある意味最も難しい代になると覚悟をしました。
野球好き→野球小僧への成長がテーマ。
そこからこの代がスタートしました。

結果は・・・

現時点での彼らの力を鑑みるとスコア・内容ともにナイスゲームといえる試合となりました。
夏からここまでの到達を見据えてやってきたこと。
選手たち、コーチ陣、みんな本当によく頑張ってくれたと思います。
今年最後の強化マッチ、良いモノを見せていただきました。


しかし、勝つためだけを優先としてきたわけではありません。
通用すること、通用しないことは何か。
強化マッチの本来の目的は、チーム・個人を把握するためです。


最終回の攻防、なぜ相手チームさんが長きに渡り名門と呼ばれる所以を私も選手たちも感じました。

来シーズンへ向けてやるべきことが整理できました。
まだまだ伸び幅がありますが、先に改善すべきことも多々あります。

根気強く・・・

また準備を始めたいと思います。



3年生、ラストゲーム。

まず、3月末まで影響する怪我(死球・接触衝突プレー)なく、
無事に終えることができ安堵しております。

これまでも教え話してきました・・・。
この学年は特に時間を掛け諭してきました。

何をすべきか

理解していると思いますので、ここでは控えさせていただきます。


ここから先、通常の全体練習は継続で行いますが、
例年通り、敢えて「具体的な指示」や「誘導」は行いません。
ワンポイントと聞かれたことのみ答えます。

4か月後、ひとりで勝負できるように・・・

その貯蓄をつくっていきましょう。




強化マッチ「3・4戦目」

違う角度から確認したい事項があり、3戦目は久々にベンチからではなくスタンドより見させていただきました。
「ゲームコントロールしていく力」、これが課題です。

〇試合時間
3戦目・・・2:50
4戦目・・・1:30

・3戦目
個人能力向上を中心に指導しているので、多少の試合運びの下手さは致し方ありません。
しかし、あまりにも試合時間が掛かりすぎです。
取られたら取り返す、最後にはうっちゃる、このパターンはこれまで幾つも見てきました。そのスタイル、それはそれで良いのですが・・・
要因として、試合全体を読み自分たちのペースに持ち込む理解力の不足が挙げられます。
イニング・点差・カウントをもとにプレーの選択、アウトの取り方を含め、今後「一瞬の判断力」の見直しが必要です。
勝負を決めることができる選手、相手に火(勢い)をつけてしまう選手、分類されるのはたまたまではありません。
根底にあるのは、「相手ではなく自己中心」です。
「負けたくない」という感覚からではありません。
野球を知ること。
もっと深く追求してほしいと思います。


・4戦目
3戦目の反省を踏まえ、こちら側主導にて速いテンポのゲームを体感してもらいました。
また、試したい選手や1年生の状況を確認しました。
「褒めたら伸びる」
巷でよく聞く言葉です。
私のなかで変わらない考えがあります。
それは、「褒められて大きくなった選手はここ一番弱い」ということ。
スポーツを楽しむことと勝負事を楽しむことは別の話です。
学校の部活動を選択せず、なぜクラブチームを選択したのか?
4月の原点を辿れば答えは明白です。
日々の様子から予想はしておりましたが、1年生の多くは未だその感覚を受け入れることができない現状が浮き彫りとなりました。
どこを見て、どこを向いて、野球をしているのか。
勝手な解釈や自己満足感に対しては、今後も厳しく叱っていきます。
望む世界で通用するようになってくれれば・・・
私の中では、その1点のみです。
厳しさがどうこう、楽しかったらどうこう、そんなモノ関係ありません。
ここが「一つ目の分岐点」になる。そんな予感がします・・・。



ゲームは勝ち負けも大事ではあります。

しかし、ナイスゲームというものは・・・

スコアではなく試合時間です。

勝負所を一発で抑えることができないから、何度も勝負所を迎えることになります。
ゲームにおいてのターニングポイントは1回。あっても2回です。

ゲーム運び、次戦まで改善していきましょう。


高校野球公式戦ではなく、育成試合を見学させていただきました。

子どもたちがイメージを抱いている「華やかな高校野球」はそこにはありません。
いわば、華やかな世界への出場をかけた「登竜門」であり、必死に這い上がる姿がそこにはあります。

今の自分を起点として、数年後の自分の姿や立ち位置が想像できたと思います。

今、中学生にもできる部分があります。

高校生は何を大切にプレーしているのか。
自分たちが重要視していかねばならない取り組みは何であるのか。

それを感じとれてくれれば・・・

百聞は一見に如かず

です。

強化マッチ「2戦目」

通用したこと、しなかったこと
自信をもつこと、見直しが必要なこと
個VS組織 攻め方と守り方の違い

貴重な2試合となりました・・・
不謹慎かもしれませんが、私自身、野球本来の楽しさを久々に思い出させていただきました。

逼迫した状況じゃないと、露にならない一面があります。
それは日々の練習や近辺においてのゲームでは、なかなか見えずらい部分です。
そういった状況のときに、呑みこめるのか呑まれるのか。
各個人やチーム全体として、「立ち負けしない姿」が見えたことが大収穫です。
また試合の中で、新たな視点や駆け引きに気付き、少しではあるが勝負勘を身に付けたことも有難かったです。

しかし、数人は立ち負けした者がいるのも事実です。
己に自信がないならば練習するしかありません。
普段から自分にとって居心地の良い場所や勝手都合な解釈、得意な分野の練習ばかりすることを無意識のうちに選択していること。
それをやっている間は、こういった試合では戦う場(グラウンド内)には立つことすら厳しい。
勝負したい!そう感じていれば戦う(出場)準備に入ります。
勝負事の場。それはやってきた者だけが戦う場です・・・。
気付いたら動こう。遅くともいい。変わり、成長することが大切です。


全力で戦ってみて・・・また、試合後の解説を聞き、感じたことがことは何ですか?
また、1試合が終わる度に想像以上に疲労感があるると思います。
まずはコンディションづくりをしっかりと行い、課題を修正し、次へ備えていきましょう。
キーポイントは、「セルフコントロール」です。


11月〜12月「強化マッチ」がスタートしました。

・自分はどれくらいの力があるのか、どれくらいやれるのか
・来年へ向けて今のチーム状況を把握
・順番待ちするのではなく選ばれるための日常の生活過ごし方を身に付ける

これらが主な目的です。


1戦目、とても面白く、また楽しい勝負となりました。
局面にてこれまでに培った経験値や勝負を楽しむ姿勢を出してくれました。
ありがとう。

中でも・・・

日頃から一番喰らいついてくる♯23の突破口
一番小さな♯39の諦めないダイビングキャッチ

これは本当に嬉しかったです。


こういった試合、
いつの年代も・・・

体が大きい小さいどうこう、上手い下手どうこうよりも・・・
逃げず、言い訳をぜす、ごまかさず、諦めず、保身をせず・・・

「苦手なことをコツコツやってきた者」

が必ず活躍します。


https://news.yahoo.co.jp/articles/5852e3f6400b4697d277932a0234f127143ea487

色々と考えさせれます・・・

普通は大人でも難しい判断を6年生ができること。

素晴らしいです・・・

難しいタイプにつき、ある程度の覚悟はしていましたが・・・

無念

ただその一言です・・・。


https://news.yahoo.co.jp/articles/5a559d1c1f3d13a3741023e5229c6867aa014ed3


私も指名漏れを経験しました。
ゴンタや雄大の気持ち、痛いほど分かります・・・。
慰めの言葉は要らないし、同情は欲しくない。
回復する薬は「時の経過」しかありません・・・。

しかし、考え方によっては、これで良かったとも言えるかもしれません。
下位指名には短期間での答えが求められます。
実際に今、短期間でプロの1軍に通用する力はないことは事実です。
3〜5年を掛けて努力を積み、着実に「プロでやれる実力」をつけてからでも決して遅くはありません。

ここからが本性が見える正念場。
このまま終わることはない。
2名なら縁や運を引き寄せてくれる・・・

そう信じ、これからも応援していきたいと思います。


自主性とは、
「ある事柄に対して誰かに指示される前に行動できること」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9afb2f16082d2a57ddc183b2149957209bcce2e5

少年野球指導で大人に求められているのは、第1に技術指導。チームの統制に関しては、子供同士で注意を促し合えるようになるまで、我慢強く見守ること・・・

まさにその通りです。
小学生に身につけさせてあげないといけない一面です。


そして、中学生は・・・主体性。

主体性とは、
「何をすべきか決められていないことを、自分の意思で決断し、行動すること。他人の意見に流されず、自らの行動に責任をとること」

この環境をつくり、主体性の成果の検証を主将と繰り返し行っていき、求められる技術指導を行っていく。

チームというものは、

「指導者のモノではなく、選手のモノである」

指導者がいても選手がいなければ試合はできません。
指導者がいなくても選手がいれば試合はできます。

選手たちで主体的に試合運びができる

それが理想です・・・。


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