週末、東海地区遠征試合に行きました。
関係者の皆さま、今年も交流戦に招待いただき、ありがとうございました。
今遠征試合の点数をつけるならば、80点というところでしょうか。
生活を含めた行動力に関しては90点。
試合が終わり会場を出てから、チェックイン→生活→就寝→出発まで、私から生活に関しての指示や指摘は一切行いませんでした。もちろんミーティングもしません。
逆に言えば、「しなくてもいい」状態になってきました。
2年生の夏から遠征試合や強化試合が始まり、3年生になってくるとこの点に関しては言うべきことが段々と減ってきます。
帰阪後の疲れが遠征回数を重ねるごとにあまり感じなくなることも嬉しいですが(笑)進学時の寮生活へ向けた準備段階ができていること、ならびに中学生としての成長がとても嬉しく感じます。
野球に関しては70〜80点。
勝負事が90点、個人数値が70点だと感じました。
5試合を重ねる中で、新たに成長を遂げて、割って入ってくる選手が必ず出てきます。
遠征試合は不思議とそういう傾向があります。環境が少し変わるだけで何かのキッカケとなるのでしょう・・・。
代々受け継がれてきた背番号とユニフォーム。今回初めて2・1年生の中から選ばれた20名は着用を許可しました。
番号やユニフォームで野球をするわけではありません。
ただし、ひとつ言えることは「日常では見えない力」を引き出す。様々な要因から、結果として良い方にも悪い方にもどちらにも出ます。歴代の選手たちもそうでした・・・。
そして何より、
「チーム・各個人の本当の今の力」
が浮き彫りとなり見えてきます。
イメージや予測や憶測ではなく、本当の現実はどうなのか。
これが見たい、そして状況確認したいので着用させるという意味もあります。
出た結果に対して、次へどう進むのか・・・。
個々でさらにレベルアップをはかるため、
そして全体の底上げや出場機会増、責任感の意味を理解させるため、今週末は大会班と強化試合班にメンバー編成します。
これまでの選手たちによる頑張り、日々の成長。
年々積み重ねてきたもの、段階を経た根拠があるから、「本当にやりたかった育成方法」が今年はできています。
選手たちやコーチ陣に感謝するとともに、
今年はひとつ上の段階へ進みたいと思っております。
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一般入試組の2名、受験が終わり本日から帰ってきました。
「ご無沙汰しておりました。今日からまたよろしくお願いします。」
「ご苦労さん、よう辛抱した。最後までやり遂げたんやな。」
短い挨拶を交わしたあと、彼らは早速練習を開始していました。
懐かしい光景でした・・・。
8月以降、彼らは受験勉強に専念するため、日々のクラブ活動参加を控えていました。
久々に彼らが参加してくれ、みんなの表情や全体の雰囲気がまた明るくなりました。
彼らが揃って家族です。私にとっても久々に嬉しい一日となりました。
スポーツ推薦入試、一般受験入試、どちらが大変だとか難しいとか、決して比べることはできません・・・。
彼らが「みんなの顔つきが変わっています」そう話してくれましたが、私からすれば彼らの顔つきも変わっています。
他の3年生と同じ、やり遂げた男の表情になっていました・・・。
卒業式、ならびに週末は遠征試合に同行しますので、3年生全員と同じ時間を過ごせるのは、あと2回となりました。
感傷に浸らないよう注意します。
それは彼が旅立ったあとにします。
残り2回、出来ること伝えれることを行うのみ。
これまでの日常と同じように、最後まで彼らに接していきたいと思います。
シーズンに入ると以下のメニュー・サイクルになるケースが多いです。
平日・・・フィジカル・打撃・守備(投球)
土曜日・・・試合
日曜日・・・基礎反復練習ならびに技術修正(試合もあります)
どれも楽しみではありますが、中でも重要視したいのが日曜日。
チーム全体、個々の修正点を行います。
練習を始める前に、まずは担当部長による「部長time」を行います。
これは選手主体による自治運営力を高めるため、また人間力の向上を目的としています。
そして、チーム課題・個々の課題練習へと進んでいきます。
一言で言えないほど、奥が深くまた成長をもたらせてくれる時間が、「部長time」です。
これは午後から行う、「個人練習」の精度へ直結しています。
10月頃から特に2年生(新3年生)の動きが変わりました。
部長timeから、やはり考える力・人を動かす力が付いてきたと思います。
日曜日の個人練習時も、内野手・外野手それぞれに創意工夫が見られました。
ただ漠然と頑張っても仕方ないというか、勿体ない。
決して、エリートと呼ばれるようなズバ抜けた才能を持ち合わせている選手たちではないから、正直時間が惜しいです。
しかし時間は決まっているし、タイムリミットは限られています・・・
ではどうやって、目標到達させるのか・・・
選手育成や成長促進に必要な指導は「これだ」というものを、ここ数年感じております。
根拠のある考え、行動の判断力が野球の上手くなるスピードを加速させます。
最近、少し力が付いてきたかなあ・・・
3月のシーズンが始まりそう感じています。
ここまでは想像以上に成長してきてくれています。
次週の遠征試合も楽しみにしております。
3月になりました。
本格的なシーズンの開幕となります。
土曜日は2・1年生を2チームに分けそれぞれ2試合。
日曜日はmajorチームが2試合(会場が学校施設にて写真掲載なし)
今週末は4試合を行いました。
2月の遠征時にて、オフシーズンの状態確認ができたこともあったので、
シーズンの始まりとしては、スコア的にも全体的に上々の滑り出しだったと思います。
majorは投手・野手ともそれぞれレベルアップした個人能力から、攻撃・守備の連動性の「噛み合い」が出始めています。
日曜日の試合前行った座学の成果は1試合目に見られました。
知る→実行→体験→成功→経験→自信
このサイクルをいかに創ってやれるか・・・
意欲的な選手たちが多いときは、持っている引き出し(知識)を数多く出していきます。
今年は座学も増やしていこうと思っています。
mainorはコーチに任せました。
知りたかったのは個人の「結果」と全体の「雰囲気と方向性の現在地」
みんな一所懸命に取り組んでくれている。
それは日常の様子から理解しています。
ただ、2年生になるということや上手くなっていくには・・・
一所懸命やることだけでは、正直足りません。
試合という字は「試し合い」
野球というスポーツは、団体競技でも個人競技でもあります。
1年でかなり成長したことは認めていますが、理解度を日曜日に確認しましたところ、まだまだプレー以外での分野の成長が必要だと感じました。
仲間があっての自分です・・・
自分の体・技だけではなく、心の部分も成長には必要不可欠です。
今月は中旬〜下旬へ向けて強化試合が続きます。
よって、今週から平日練習の練習メニューをシーズン用に戻していきます。
強化試合の間に、各選手の状況を見ながら特打・特守をはじめ個人へのアプローチ、チーム練習のバランスをうまくとっていきます。
また、3年生を高校野球へ向けて仕上げていく時期です。
現在、順調にきています。
成長してくれた安堵感と同時に、もうすぐ分かれが訪れるいう寂しさを感じています・・・
通例ならば、小学生は小学生。中学生は中学生。
また、各カテゴリーの中で各学年別に活動するというのが、少年野球の活動形態になります。
設立からこれまで中学生は学年別関係なしに活動してきました
(対象年齢制限がある大会や試合は別)
昨年小学部を設立し1年が経ち、オフシーズンから「次の段階について」コーチ陣トレーナー陣と議論を重ねてきました。
今年は、小学生と中学生のカテゴリーを分けず、
日程上可能な限り「同時間帯で活動」させていきたいと考えています。
もちろん対格差がありますので、小・中全て同じメニューで進めることはできません。
しかし、小・中互いに刺激になることや、お互いを尊重し相手への言葉選択や意思表示など、また別の角度からの成長促進が期待されます。
練習量も減っていくのではなく、トレーナーやコーチ陣の細やかな指導により、逆にこれまでよりも効率かつ有効的に行っていけます。
また、施設や設備をフル稼働し、メニュー編成や時間配分、指導者配置を工夫すれば充分同時間の活動は可能です。
練習後、小・中の一部の選手たちにアンケートをとりました。
・合同練習について
結果
@ 気を遣うので別々で練習したい 0票
A 問題はないのでどちらでも可 4票
B 自分のためになるので合同がよい6票
となりました。
日曜日の様子を見て、これまでとはまた一味違う空気間を感じました。中学生はより基礎練習を丁寧に、小学生は気分のままで動くのではなくより集中できていました。
約70名が練習を行っている姿から、これでいける!という判断ができました。
どういった成長曲線を描くのか、また成果はどうでるのか、
ある一定期間、試していきます。
プロとしての勉強をさせていただける機会の場をいただいたこと、
縁起でもないが雄姿はこれが最後になるかもしれない・・・
そんな理由から、今年は1週間沖縄へ行かせていただきました。
NPB9球団のうち、ファームを含め、8球団の練習を視察することができました。
お世話になった各球団関係者の皆さま、ありがとうございました。
プロがやっていること。
それが中学生に全て当てはまるわけではありません。
ただ、動きであったり基礎技術、また練習方法など、子どもたちへ還元できることは、これから取り入れていきたいと思います。
また今の球界の流れ、プロの選手のレベルなど、
子どもたちを指導するにあたっての明確な目標設定を再認識することができました。
留守を預かってくれたコーチ陣。
1週間、行かせてくれた選手たちに感謝します。
ありがとう。
今日はやたらと女性ファンが多いなあ・・・
ファンの方たちの行動をみて、世間がバレンタインデーだと気づかされました(笑)
世間のイベントに気付かないくらい、数日前からこの日を楽しみにしていました。
球場へ向かう道中も様々なことを考えたり、昔過ごした時間のことを思い出したり・・・
そんな気持ちで、当日の練習の一挙手一投足を眺めていました。
久々に見た「楽しんでいる姿」「マイペースなしぐさ」、またブルペン入り後に数分話せた際の表情から、
一歩ずつ、確かに前へ進めていけている現状に安堵しました・・・。
当日は雨予報ということもあり、視察後すぐに移動しなければならない過密スケジュールでしたが、
1時間くらい誰もいない浜辺に座りこんでしまいました・・・
何か少しでも勇気づけれたら。
そう思って行きましたが、逆に勇気づけられたのは私の方でした。
彼にはいつまでたっても、教えられることばかりです・・・
今シーズンの開幕は昨年と同様、中四国遠征試合からスタートしました。
昨年から取り組んだ成果がどう表れるのか・・・
オフシーズンの選手たちの取り組む姿を見ていて、手応えを感じながら遠征に臨みました。
@投げる、打つ、走る、捕る、これら4つの各自の能力。「線・束として」攻めていくチームレベルの現状把握
A親がいないなかにおいての生活力、仲間との集団行動(1年生は初)
B身体へ対しての意識力、リカバリー作業の浸透
これらが今遠征で主に取り組んだ事項です。
@については、相手さんもシーズン序盤につき、勝敗やスコアというのはあまりアテにはなりません。ただ、抑え込めたこと、押し込めたこと、攻めきれたことは現状では合格点です。
A2年生のおかげで、無事何事もなく進めることができました。1年生は選手間で、意識レベルや行動力に少しバラつきが出始めたかなと感じます。各選手の様子を見ながら、今後個々へアプローチしていきたいと考えています。
BKAZさんAKEさんからのボルスター(※写真)を使ってのアプローチ、身体の動かし方についてのレクチャーを遠征期間中に行っていただきました。意識づけは当初よりかなりできてきていると感じています。選手自身もその効果を試合でのパフォーマンスで感じたと思いますし、どの状況でも100%のコンディションを創っていくための行動の大切さを改めて感じたはずです。
3月に入れば、週末はゲームや大会が続きます。
また3月末は春季休暇の強化試合があります。
この2週間でオフシーズンに取り組んだ微調整を行い、3月へ入っていってほしいと思います。
私も今日から別の場所において1週間勉強に行ってきます。
選手たちへ還元できるものを沢山探してきたいと思います。
地域文化・習慣・物事への感覚、これらを体感し人間力を向上するために、また技術レベルや能力の現在地を確認するために、
日本各地へ積極的に遠征強化試合を行っております。
今回のある試合で「出来事」がありました。
起こった出来事については、
無難で起こらなかったら・・・
ではなく、
起こって本当に良かったと思っています。
そんな出来事があったとしても、
子どもたちは子どもたちです。
野球が好きな子に、屈折した子どもはいません。
ある意味、みんな本当に純粋です。
何事もなかったような午後からの姿に、とても嬉しく成長を感じました。
子どもは本当に純粋であり、大人よりもある意味大人です。
それは、間違った欲や体裁、その場の都合優先といった感覚がないからです。
また、素直だからこそ固執や執着をしないし、大人にはできない「切り替え」の早さを持ち合わせています。
我々が子どもたちに教えているのではなく、子どもたちから教えらているのです・・・。
子どもたちの野球であり、大人たちのコスイ私利私欲のための野球ではありません。
また大人の都合や目線で、間違った感覚を植え付けてしまうと、子どもたちはやがて間違った感覚をもち屈折し、大人たちから批判を受けるような言動・行動へ移ってしまいます。
子どもたちが決して悪いのではなく、ズレている感覚の大人の被害者といえます。
真実や本質の価値観
それをこれからも伝え続けていけるよう、また私自身も考え方を再確認と分析・反省をし、今後へ成長していきたいと強く思いました・・・。
教えてくれた両チームの選手に感謝です・・・
現在、クラブ内の指導で注力している取り組み方と同様の学校の記事を見つけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000004-senbatsuf-base
2年生を中心に取り組んでいる『自治』がまさしくこれです。
3年生…ひとつ違った角度から広い視野においてのフォロー
2年生…組織の中心となり組織全体を動かしていく
1年生…先輩たちの背中(行動)に注視し自分が何をするか選択し行動していく
自主制や主体制でなく、自治が最も成長に効果的です。
自治能力をさらに推進させること、野球に学年は関係ない無差別級だという自覚促進、また全体のレベルアップを図るため、
4月からは『クラブ内リーグ戦』の開催を検討しております。
これは新たな取り組みとなります。
新たに業者さんに作成していただいた防球ネット取り付け、施設の維持ならびに、必要な用具購入の意思を示すことなど、
各部署の責任者から自発的な運営を行う場面が多く見受けられてきました。
技術同様に、人間力のレベルアップは、必ずゲームの局面で表れます。
それぞれ各選手はどのような成果・結果が出るのか・・・
シーズン開幕が待ち遠しいです
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